ー登場人物ー

エノーラ・ホームズ
ホームズ家の長女
シャーロックとマイクロフトの妹

(右）マイクロフト・ホームズ
官僚
ホームズ家の長男

(左）シャーロック・ホームズ
私立探偵
ホームズ家の次男

ユードリア・ホームズ
マイクロフト・シャーロック・エノーラの母
女性の権利向上のために戦う革命家

バジルウェザー・テュークスベリー子爵
父の死後爵位を受け継ぐが命を狙われる

ミス・ハリソン
寄宿学校の校長

レストレード警部

テュークスベリーの祖母

リントホーン
殺し屋
テュークスベリー子爵を狙っている

エディス
ユードリア・ホームズの仲間

ウィムブレム卿：デイヴィッド・バンバー

テュークスベリー夫人：ハティ・モラハン

あらすじ

イギリスの郊外に住むエノーラ・ホームズと母ユードリア、ある日母のユードリアは突如失踪する。
エノーラはロンドンに住む二人の兄、官僚のマイクロフトと私立探偵のシャーロックを呼び寄せ、母の失踪について相談するも彼らは興味を示さない。
特にマイクロフトは淑女らしからぬ粗野な女性に育ってしまったエノーラを寄宿学校に入れようと、校長であるミス・ハリソンを呼び寄せる。
学校に入れば、母を探すこともできないと怒ったエノーラは、母が残した隠し資産を手にロンドンへ向かうことにする。

道中、エノーラは列車の車中でバジルウェザー・テュークスベリー子爵と出会う。
死んだ父親から爵位を受け継いだ彼は、軍人にさせようとする母親から逃げるため、こっそり列車に忍び込んだのだ。
そこへバジルウェザーを狙う殺し屋のリントホーンが現れ、巻き込まれたエノーラはバジルウェザーと一緒に列車から飛び降りる羽目になる。
二人は徒歩でロンドンへ向かい、会うことはないだろうと別れる。

エノーラは街の仕立て屋で立派なドレスを購入し、淑女のふりをしながら母の行方を探すことにする。母が自宅で見知らぬ女性たちと会合していたことを思い出したエノーラは、とある喫茶店で母の仲間のエディスを見つけ出す。
エディスは、ユードリアの行方を知っているそぶりを見せながら、彼女がどうしているかは話さなかった。
エノーラは、母たちが会合の中で口にしていた人名が、ロンドンの地名をアナグラムにしたものであることに気づき、その一つであるライムハウス・レーンに赴く。
そこには銃火薬や爆弾が隠されていた。
その帰り、エノーラはリントホーンに襲われ、あわや命を落としかけるも、何とか窮地を脱する。そして、彼に狙われているバジルウェザーを助けるために行動することを決意する。

　

感　想

この映画を観るとき、実はあまり期待しないで観てました。
主人公がシャーロックの妹という設定なのもあって、そこまで面白くはないだろうと思っていました。
しかし、観ているとどんどんエノーラの魅力に引き込まれていきます。
女子なのに男子のように動きまわり、推理し、謎を説き、敵と戦う。見た目に似合わずたくましい女性です。アクションシーンも男性並みに激しいので楽しめると思います。
そんなエノーラの相手役のルイ・パートリッジ君がまたステキすぎて、イケメン好きの女子には是非一度観てほしい作品です。
最初はロン毛のひ弱な王子様風なんですが、途中エノーラから髪を切られて爽やかなイケメンに変身します。どんな格好してもカッコいいからこれからの俳優活動が楽しみですね😊
それに、シャーロック役の俳優ヘンリー・カヴィルもカッコいい！
彼は「マン・オブ・スティール」や「ジャスティスリーグ」でお馴染みスーパーマン役をやっている俳優さんです。
紳士の恰好をしていても逞しい体つきだとわかってしまいます。
更にこの作品に出演しているメンバーも豪華です。ハリーポッターシリーズを観ていれば分かる方も多いのではないでしょうか…
ほぼイケメンの話題でしたが面白い作品なので観てはいかがでしょうか。